奈良県 いじめアンケートの結果を発表

奈良県は10月27日、平成28年度「いじめに関するアンケート調査」の結果を発表した。それによると、今年4月から6月までの間に認知されたいじめは県全体で1,775件。内訳は小学校1,099件、中学校506件、高等学校156件、特別支援学校14件で、重大事態の認知はなかった。

調査は6月下旬、県内すべての小・中・高校及び特別支援学校を対象として行った。合計14万7千人の児童・生徒が調査日までに認知したいじめは前年度の522件と比べ3倍超の1,775件となった。

いじめの加害者の所属を問う設問では、小・中・高校のすべてで、およそ6割が「同じ学級・ホームルームの人」と回答。その後「同学年の違う学級・ホームルームの人」(2~3割)、「同じ学校の先輩」(1~2割)が続いた。

またいじめの態様について当てはまるものをすべて選ぶ問いでは、「冷やかし、からかい、おどし、悪口など」がおよそ6割、「仲間はずれにされたり、集団で無視されたりする」がおよそ2割を占めた。

その他に多かったのは、小中学校では「軽くぶつかられる、遊ぶふりをして叩かれる、蹴られる」、高等学校では「パソコン、スマートフォン等の情報機器を利用して、悪口や嫌なことを書かれたりする」がそれぞれ約2割だった。

いじめの解消率は全体で74.9%。小学校、中学校、高等学校の順に低くなり、情報機器を用いたいじめとの関連も考えられる。

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