次期学習指導要領審議のまとめ パブコメ結果を公表

意見聴取などの結果が報告された
意見聴取などの結果が報告された

文科省の中教審初中教育分科会教育課程部会教育課程企画特別部会は11月14日、第25回会合を同省で開いた。「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」に関する関係団体からの意見聴取やパブリックコメントの結果を公表。小学校の外国語教育や条件整備に関する意見が多く寄せられた。

意見などは、計4回、50団体から聴取した。

それによると、外国語教育では、専科教員やALTなどの人的配置、効果的な教材の作成、教員研修などの条件整備のほか、授業時数の確保方策などを検討すべきとされた。

その他に求められたのは、▽アクティブ・ラーニングなどの用語についての分かりやすい説明▽パソコンや無線LAN整備など、ICT環境整備のための財政措置▽特別支援学校に対し、幼稚園教育要領、小・中・高校の学習指導要領などの改善内容の十分な周知を図る――など。

パブリックコメントとしては、▽学習指導要領などの実現に必要な業務改善などの条件整備▽小学校の外国語教育の充実に向けた諸条件の整備▽部活動の在り方の改善――などを求める意見が多く寄せられた。

これらの結果を受けて事務局は、小学校の外国語教育において、▽教員の養成・採用・研修や新教材の開発・配布などへの対応▽学習評価の取り扱い――についての記述の充実を図るとした。次期学習指導要領の理念の周知に向けた方策の充実も目指す。

委員からは「小学校教員にも、海外研修の機会を設けてほしい」との声が聞かれた。

次期学習指導要領の内容の周知に関しては、「教育に関する単語集を作った方が、概念や定義が分かりやすく伝わるのでは」との意見を出す委員や、YouTubeなどの動画を利用した普及活動を提案する委員もいた。