子供の自己肯定感改善への環境づくり 議論始まる

松野文科相(右)と鎌田主査
松野文科相(右)と鎌田主査

政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大学総長)は11月14日、第1回専門調査会(主査・同総長)を文科省内で開いた。「子供の自己肯定感改善の環境づくり」についての議論をスタートさせた。

冒頭、松野博一文科相は「教育再生を進めていくにあたり、子供たちの自己肯定感の低さは根本的な問題。自分に自信がないままでは、グローバル対応や主体的な学びといっても、実現は簡単ではない。子供たちが自分の価値を認識し、積極的に挑戦し、他者の価値も尊重できるようにするには、どうしていくべきなのか。客観的で多角的な議論をしてほしい」と述べた。

会議では、「自己肯定感は子供の発達段階に応じて考える必要がある。特に思春期になると、自分を見つめ、他者の評価を意識するようになる。こうした特性を踏まえて対応するのが重要」「早寝・早起き・朝ごはん運動が一定の成果を上げている。自己肯定感のベースは心だけではなく、体も。生活習慣のいっそうの改善が必要」などの意見が出された。

会議後、鎌田主査は「とりあえずの対策ではなく、この機会に、しっかりとした将来の対策の方向性を提案したい」と話した。

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