ICT活用で生徒の集中力が高まる 学習方法の幅広がる

壁一面のスクリーンでICTの活用事例を示した
壁一面のスクリーンでICTの活用事例を示した

㈱内田洋行は11月17、18の両日、「大学・高校実践ソリューションセミナー2016東京」を東京都中央区の本社で開催。アクティブ・ラーニング(AL)やグローバル教育、プログラミングなど、さまざまなテーマでセミナーや展示、見学会を実施した。生徒の集中力を高めたICT活用の実践事例などを通して、参加者は、さまざまな教育改革への対応を学んだ。

東北学院中学校・高等学校の新田晴之教諭は、同校生徒に1人1台の端末を導入した経緯や活用事例を話した。

導入に当たり、他校への訪問やセミナー参加、理解者・協力者を増やすのが大切とした。

同校での使用例としては、▽担任から生徒への連絡▽時間割変更の確認▽Web利用の小テスト▽小テストの練習問題をWeb配信▽授業の動画配信――などを挙げる。総合的な学習の時間では、Googleの共有機能(複数のユーザーが1つの文書に書き込める機能)を使い、授業を進めているという。

大妻中野中学校・高等学校の高村亮教諭と事務職員の平野恵さんは、自校での実践事例として、▽授業や行事の振り返り▽面談用アンケート▽保護者への連絡▽授業内容の確認テスト▽生徒の解答比較▽オンライン英会話――などを示した。紙の消費量の削減のほか、採点および入力の手間がなくなったと、成果を示した。

ICTの導入で、教員と生徒の双方向型授業が可能となり、学習方法の幅が広がったとも。これにより、授業に対する生徒の集中力が強まる変化も見られたという。

両校の実践報告で、ICTの教育支援システム・授業支援アプリとして名前が挙がったのは、▽Classi▽Google▽manaba▽ロイロノート――など。

またリクルート「キャリアガイダンス」の山下真司編集長は、教育改革に対するこれからの備えについて、学校の事例を示しながら発表した。

同セミナーは、今月22日に、大阪市の同社大阪支店でも開催される。

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