海の魅力を中高生に伝える 東大でフォーラム

海の話を聞こうと多くの中高生らが詰めかけた
海の話を聞こうと多くの中高生らが詰めかけた

中高生フォーラム「海の話を聞こうin東大~私が海から離れられない理由~」(共催・東京大学海洋アライアンス、日本財団)が11月20日、東京都文京区の東京大学本郷キャンパスで開かれた。冒険家や海女、フリーダイバーなど海の仕事に関わる人たちが、中高生に向けて、メッセージを送った。会場に集また80人ほどの中高生らが、真剣なまなざしで講演者の話に耳を傾けていた。

フォーラムでは、海の仕事に携わる5人が、海の魅力や環境問題などについて話した。

最初に登壇したのは、世界の海をシーカヤックで巡った冒険家の八幡暁さん((一社)そっか共同代表)。自給自足で世界を回り、「荒波に遭ったり、マッコウクジラの猟にも立ち会った」と、これまでに経験した冒険を語った。

OLから転じて海女になった佐藤梨花子さんは、海での仕事の楽しさと厳しさについて話した。「海にはアワビやサザエなど海の宝石がたくさんある」と魅力を語る。その一方で「海藻に絡まり亡くなる海女さんもいる」と、危険な仕事であるとも説明する。

ノーベル医学・生理学賞を受賞した東京工業大学の大隅良典栄誉教授の取材もしていたという朝日新聞記者の山本智之さんは、大学在学中から水中カメラマンとして活躍していた大の海好き。南極などでの取材を通じ「海は多くの海洋生物が生息するびっくり箱だ。これからも海の魅力を伝えていきたい」と笑顔を見せた。その半面、「沖縄の石西礁湖では珊瑚が白化している」と環境問題も指摘した。

このほか、フリーダイバーや海洋研究者が、自身の仕事のやりがいや海に引かれた理由を語っていた。

あなたへのお薦め

 
特集