宮城県教採選考に独自枠 複数免許保有の促進も

宮城県はこのほど、平成29年度に行われる教員採用選考に向けて選考方法の見直しを行った。これまで県と仙台市が合同で行ってきた採用選考が、来年度以降、県と市それぞれでの実施に移行。これを受け、県が、「小学校英語採用枠」「地域採用枠」など新たな採用枠6種類を設けた。

小学校を対象に新設される「地域採用枠」では、採用後10年間程度、県北部の南三陸教育事務所管内で勤務できる人材を採用する。採用後に特別支援学校での勤務を主とする「特別支援学校枠」では、小学校・特別支援学校の2種類の免許を有する人材を募集する。

次期指導要領で小学校での英語教育の比重が大きくなるのを受け、より高度な英語の指導が可能な人材を採用するため「小学校英語採用枠」を新設する。中学校か高校のどちらかの英語の免許と小学校の免許を持つ人材が対象。

さらに、中高英語教員志願者には、一定の英語力を要求する。来年度から3年間は、英語検定2級、TOEIC550点などの基準の達成が望ましいとされ、32年度選考からは、この基準が義務付けられる。

社会科では複数免許の保有を促進する。高校「地理歴史」「公民」の志願者は、「地理歴史」「公民」両方の免許の保有が望ましいとされ、こちらも32年度から義務付けられる。

その他、高校「情報」での採用が新設されるほか、小論文試験の廃止、教養科目の範囲拡大などが変更点。来年度の選考要項の詳細については、来年4月中旬の発表を予定している。

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