親になる姿のイメージを高校生に 生涯学習の報告で

文科省の中教審生涯学習分科会企画部会の第5回会合が11月28日、同省で開催された。事務局は、生涯学習に関連する有識者会議の検討状況について説明。設置要綱や論点整理項目案、論点まとめなどを示した。家庭教育について委員からは、「親への支援だけではなく、高校生などを対象に、自身が親になる姿をイメージできるような教育支援を行うのもよいのでは」との意見が出た。

同部会で報告した有識者会議は、①学びを通じた地域づくりの推進に関する調査研究協力者会議②家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会③青少年の体験活動の推進方策に関する検討委員会――の3つ。

①では、論点整理項目案を報告した。学校と地域の協働活動を推進するための体制整備についての検討のほか、社会教育行政体制の整備、図書館や博物館などの地域の「学びの場」の在り方について記述されている。

②では、主な意見の取りまとめ案を提示。全ての親の学びや育ちを応援するための方策として、▽親子参加型行事や親子の居場所づくりの実施▽学校、家庭、地域で役割分担をし、福祉なども含めた役割分担の再調整が必要――などを挙げている。また行政や地域による家庭教育支援の推進方策としては、▽学校、地域人材、行政担当者が連携・協働して支援していくための市町村の体制・モデル作り▽幼保と小中高校の縦のつながりと、地域の各関係機関の横のつながりで関係性を構築――の必要があるなどとしている。

③では、今後の青少年の体験活動の推進方策について示した。学校や地域で体験活動が継続的に実施されるよう、教員や社会教育主事だけでなく、教員養成大学の学生等がボランティアなどに参画しやすい環境づくりが必要とした。ボランティアなどの活動をした際の単位認定などが求められる。体験内容の活動については、「生活・文化体験活動」や「自然体験活動」「社会体験活動」の各活動を複合した体験活動を進める必要があるとした。

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