日本発113番元素名 「ニホニウム」(Nh)に決定

11月30日、理研の研究グループが生成・同定に成功した新元素が「nihonium(ニホニウム)」と正式に命名された。

これについて松野博一文部科相は談話で、次のように語った。

「今日、国際純正・応用化学連合(IUPAC)から、113番元素を『nihonium(ニホニウム)』、元素記号『Nh』とすると公表された。森田浩介博士らの研究グループが、日本の国民からの長きにわたる支援と期待への深い感謝の意を込めて提案した『ニホニウム』に決まったのを、心から喜ばしく思う。同時に、研究グループの尽力に改めて敬意を表す。新元素の命名は、欧米以外の国では初となる快挙であり、わが国の基礎研究の水準の高さを世界に示すとともに、国民全体に大きな励みと誇りを与えるものだ。今後、全世界の教科書の元素周期表に日本発、アジア初の元素名と元素記号が掲載される。これにより、我が国の多くの子供たちが科学に興味を持ち、世界に羽ばたく次世代の研究者が育っていくのを期待している。文科省としては、特定国立研究開発法人理化学研究所をはじめとする国の研究機関で、引き続き世界最高水準の研究活動を推進し、科学技術・学術の振興に取り組んでいく」

新元素の名称案については、生成・同定に成功した理研仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループが、3月18日にIUPACに提出。これを受けてIUPACは6月8日、パブリックレビューを開始。その結果、このたびの命名決定となった。

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