公立学校施設の木材利用状況調査 小・中学校は74.7%に

広島県安芸太田町立加計小の校舎
広島県安芸太田町立加計小の校舎

文科省は、平成27年度「公立学校施設の木材利用状況」調査結果をこのほどまとめた。新築学校施設のうち70.6%が木材を使用。小・中学校では74.7%。木造施設は16.2%、内装木質化した非木造施設は58.5%だった。

調査対象は、全国の幼・小・中・中等教育学校、高校、特別支援学校。「木造施設の整備と非木造施設の内装木質化の状況」「木造学校の木材使用量」について調べた。

同年度に新築された学校施設は1076棟。うち760棟70.6%が木材を使用していた。そのうち木材施設は17.3%に当たる186棟。非木造施設で内装木質化を行った施設は574棟53.3%。

学校種別では、小・中学校の同年度新築施設772棟のうち、577棟74.7%で木材を使用している。うち木造施設は125棟16.2%。非木造施設のうち内装の木質化を実施した施設は452棟58.5%。

木材を使用した主な施設用途では、教室や遊戯室が木造施設で56棟、非木造施設で550棟。屋内運動場が木造施設で11棟、非木造施設で170棟など。

同年度に整備、新築された木造施設では83.3%が国産材を使用している。

学校施設の木材利用効果と意義では、▽学習環境の改善▽地場産業の活性化▽地球環境の保全▽地域の風土や文化への調和――を指摘。調湿効果による豊かで快適な学習環境、地域材や地場職人の技術活用による地域経済活性化と地場産業の振興など、幅広い効果が期待されている。

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