国語で高度な記述試験 国大協の見解を文科相が評価

記者の質問に答える松野文科相
記者の質問に答える松野文科相

平成32年度に実施予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」に関して国立大学協会は12月1日、国語の記述試験について、各大学の個別試験で高度な記述試験を設けるとの見解を示した。これについて松野博一文科相は、同月2日の閣議後会見で「文科省の提案をさらに前進させるものだ」と評価した。

文科省は国語の記述式問題で、解答文字数が80字を超える高難度と、80字以下の中難度を提示した。中難易度は大学入試センターが改組した組織で採点するとしているが、高難易度は各大学採点するとしている。

この案に国大協は難色を示し、各大学での個別試験での高度な記述試験を提案した。さらに、新テストで課す高難度の記述式は不要との考えを示した。同省によると、新テストの高難度の記述式は各大学が採点するとしており、国大協側は人員不足により、不可能ではないかとの声が上がっているという。

松野文科相はこれに関して「承知していない」としながら、「大学や高校などから意見を聞き、具体的な制度設計をしていきたい」と語った。

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