特別支援効果的に引き継ぐシート 理解への冊子を刷新

「引き継ぎシート」の使い方を啓発するリーフレット
「引き継ぎシート」の使い方を啓発するリーフレット

高知県教委は、発達障害などを抱える幼児や児童生徒の支援をつなぐための「就学時、支援引き継ぎシート」の作成と活用を推進。このほど、同シートの理解と活用に向けた家庭向けリーフレットのリニューアル版を作成した。保護者がシートを利用する際の疑問として「作成の相談先」「入学者選抜での影響」などに答える内容を加えた。

シートは、発達障害のある子供たちの乳幼児期から成人期までの一貫した支援を行えるようにするためのツール。リーフレットは、このシートの趣旨や内容について、保護者がしっかりと理解できるよう作成された。

リニューアル版リーフレットでは、同シートの目的や活用方法を一層詳しく解説。保護者がシートを利用する際の疑問に答える内容を工夫している。例えば、▽どんな子が対象か▽どこで作成相談するのか▽作成によって入学者選抜などで不利にならないか――など。

これらの回答を保護者によく理解してもらいながら、シートを有効活用してもらう。シートには、家庭や保育所、幼稚園、学校で継続してきた大切な教育的支援の心得や取り組みを記録。進学先に過去の取り組み経過などを的確に伝える中で、子供たちの新たな学校生活やスムーズなスタートを応援する。

作成に当たっては、保護者の意見を聞きながら、幼保の教諭や保育士、学校教員が作成。進学先に引き継いでいく。

県教委は今年3月に「第2期高知県教育振興基本計画」を策定。推進事例の一つとして、同シートの作成と活用を盛り込んでいる。

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