図書の更新や学校司書拡充を 緊急集会でアピール

あいさつする河村衆議院議員
あいさつする河村衆議院議員

(公財)文字・活字文化推進機構(肥田美代子理事長)と、学校図書館整備推進会議(森田盛行代表)は12月7日、「学校図書館予算の拡充をめざす緊急集会」を衆議院第一議員会館で開いた。出版関係者ら約200人が出席し、「学校図書館図書整備等5か年計画の策定と地方財政措置の拡充を求めるアピール」を採択した。

同集会は、学校図書館議員連盟と、子どもの未来を考える議員連盟が共催。両会の会長を務める、元文科相の河村建夫衆議院議員は「学校図書館は学習センターや情報教育センターにならなければいけない。先生や父母も一緒に学ぶ場であってほしい。子供たちが集まり、うんと活用されるよう、本をしっかり手に取る環境作りをしてもらいたい」と述べた。

アピールでは、第4次を数えている同計画を踏まえ、「残念ながら今なお、図書も教材も新聞も人も不足しており、引き続き、学校図書館施策の拡充のための取り組みを進める必要がある」と強調。「新たな第5次計画を策定し、向こう5年間で学校図書館図書標準を達成するとともに、新しい蔵書整備のための図書の廃棄・更新、新聞配備や積極的な学校司書の配置に必要な地方財政措置を、私たちはここに強く要望します」と結んだ。

文科省が総務省に地方財政措置の要望を出している第5次計画は、財政規模は5カ年で計約2350億円(単年度470億円)。「平成29年度からの5年間で、学校図書館図書標準の達成を目指すとともに、計画的な図書の更新、学校図書館への新聞配備と学校司書の配置拡充を図る」とし、5カ年で学校図書館図書の整備に約1100億円、学校図書館への新聞配備に約150億円、学校司書の配置に約1100億円を充てるとしている。

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