新潟いじめ事案で「菌」発言 教員処分し再発防止へ

「新潟市教委には二度とこのような事案が発生しないように指導、助言を行う」と話す松野文科相
「新潟市教委には二度とこのような事案が発生しないように指導、助言を行う」と話す松野文科相

福島県から新潟市に自主避難した同市立小学校4年生の男子児童が、同級生や40代男性の担任教諭から名前に「菌」をつけて呼ばれるなどのいじめを受けていた事案が発覚。これについて松野博一文科相は12月9日の閣議後会見で、担任の対応に「極めて問題である」と批判。「不適切な言動を防ぐ取り組みをしてもらいたい」と、各教委に向けて再発防止を促した。

会見で松野文科相は、横浜市で起きた原発いじめを受けて、被災児童生徒には特段の配慮をするよう通知を発出した後にこの事案が発覚した点に関して、「適切な対応を行わなかったのは、極めて問題である」とした。

続けて、「生徒児童間のいじめを止めるべき立場にある教員が、いじめを助長する事態は、あってはならない」と語気を強めた。

また、「教員がいじめを助長した場合は、停職や減給といった懲戒処分の標準事例を定めている教委もある」とし、各教委にこの事例を参考に、再発防止に乗り出してほしいと呼び掛けた。

同事案を問題視した文科省は同日に、義家弘介副大臣と児童生徒課の職員2人を新潟市教委に派遣し、実態把握と指導を行った。

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