ICTの活用方法 教員と児童生徒別に提示

ICTについて議論の整理とヒアリングを行った
ICTについて議論の整理とヒアリングを行った

文科省の学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議の第2回会合が12月9日、同省で開催された。事務局は、これまでの議論の整理(案)を提示した。ICTの効果的な活用事例や環境整備、機能について記述。ICTの活用については、教員と児童生徒別に項目を分けた。

教員は児童生徒に対して、▽興味・関心を高める▽課題を明確につかませる▽思考や理解を深める▽知識の定着を図る――ためにICTを活用。教材や指導案の作成、校務処理、児童生徒への分かりやすい説明にも役立っているとした。

一方、児童生徒に関しては、発表時の活用、意見や考えの共有などへの活用を挙げた。

ICT活用やその機能について、国がどこまで保証するのかを検討する必要があるとした。委員は、地域差や段階的な活用についての検討を求めた。

同会議では、有識者からのヒアリングも実施。

佐賀県武雄市教委は、ICTの環境整備について発表した。同市では、1人1台のタブレットを活用した学習を行っている。具体的には、▽日常的な教科指導▽朝学習▽スーパー食育スクール▽英会話オンライン学習▽プログラミング教育▽不登校児童生徒への支援――。電子黒板は、全小学校11校に133台、全中学校5校に61台設置している。ICT支援員は、今年度から小・中学校全16校に各1人配置した。

同市の担当者は、ICTの調達について、選択肢が狭く授業等での活用に応じた選択が困難な点を指摘。高コストでの調達になりうるとした。

解決策として挙げたのは、▽発達段階別▽ICT環境の整備段階別――に、学校教育が求める機能の整理。そのためには、教委が何を整備すればよいか、事業者がどの製品を提供すればよいかを明確にする整備指針が必要とした。

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