心が雨になったら教えてね 命のリーフレットで啓発

リーフレット「大切な命を守るために」から
リーフレット「大切な命を守るために」から

青森県教委は12月14日、児童生徒に命の大切さを啓発するリーフレット「大切な命を守るために」(A3判・2つ折り)を公開した。小学校1年生から4年生向けと、小学校5年生から高校生向けの2種類あり、県内全小・中・高校に約13万部を配布した。

小学校1年生から4年生向けには、「みなさんの心が『くもり』や『雨』になったら、……おうちのひとやせんせいにおしえてください。」と、心の異変を天気になぞらえ、児童にも分かりやすくメッセージを送っている。

小学校5年生から高校生向けには、「ひどく落ち込んで解決が難しいと思われる問題が起こったとき、自分で乗り越えようとすることは大切です。しかし、人に相談できることも素晴らしい能力です」と、相談の重要性を訴えた。

保護者には、「気になる様子が見られたら適切に対応するとともに、学校へ連絡していください。学校はご家庭とスクラムを組み、全教員でお子さんを守ります」と、学校と家庭との連携を強調している。

また、▽これまで関心のあった事柄に対して興味を失う▽注意が集中できなくなる▽不安やイライラが増し、落ち着きがなくなる――など、子供の異変に気付くための「SOSサイン」の例も掲載。子供からのSOSを受け止め、「自分は親から愛されている」と実感が持てるよう話しかけるのを勧めている。

リーフレットは、今年8月に同県の中学校2年生女子生徒がいじめを苦に自殺した事件を受けて作成された。同県教委は「各家庭でリーフレットを使って命の大切さについて話し合う機会を持っていただければ」としている。

リーフレットは、同県教委サイトで閲覧できる。

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