学びの継続・学び直しを 生涯学習でとりまとめ案

12月15日の会見で調査の概要を説明する鈴木長官
最終会合を迎えた生涯学習分科会企画部会

文科省の中教審生涯学習分科会企画部会は12月15日、同省で第6回会合を開催した。同部会はこの日で終結し、これまでの意見の取りまとめ案が部会長一任で大筋了承された。生涯学習分科会で今後検討を期待する事項を論点別に整理。検討課題例を項目ごとに提示した。委員からは、学校との連携を求める意見が出た。同案は、委員からの意見を基に文言などの調整を行い、取りまとめられる。

同案で示された論点は①2030年以降の社会の変化を踏まえた社会人に求められる資質能力②「学びの継続・学び直し」の推進方策③「学びの継続・学び直し」の推進でのICT利活用④長寿社会での高齢期の生涯学習の要素と在り方⑤高齢期の生涯学習と社会参画、多世代交流⑥課題解決社会の実現に向け、「学び」と「活動」の循環の推進方策⑦地域の「学び」と「活動」の循環を促す行政の役割――の7つ。

今後の検討課題例として、▽学校教育と関連させつつ、地域の中の一員として求められる能力をどのように養うべきか▽「学び直し」を振興するには、学び始め、学び続けるための資金的・時間的・心理的ハードルを下げる必要がある。そのための施策について▽「学びの継続・学び直し」をする上でのICT利活用の在り方▽「学びの継続・学び直し」を進める上で、大学や専門学校側がどのような課題・困難を抱えているか――などを挙げた。
同案では、青少年の体験活動や家庭教育支援、地域課題解決を促す行政体制の整備についても触れている。

あなたへのお薦め

 
特集