高校生が小学生にモラル教育 トラブルへの対応学ぶ

アプリを使用してSNSについて考えた
アプリを使用してSNSについて考えた

文字によるコミュニケーションの悪い点を理解して使えば、良い点が増えていくよ――。

東京都町田市立七国山小学校(山﨑聡校長、児童数737人)で12月15日、情報モラル授業が行われた。小学生にSNSの安全な利用への注意点を伝えたのは、東京都立山崎高校の生徒たち。児童は、SNSの良い点と悪い点を考え、トラブルにならない方法を話し合った。

授業は6年生を対象に各クラスで展開。グリー㈱の情報モラル啓発アプリ「魂の交渉屋とボクの物語-Soul Negotiator-~君の選択でストーリーが変わる ストーリーから学ぶ情報モラル~」を使用し、SNSでの言葉の勘違いから起こるトラブルについて考えた。テレビモニターに同アプリが映し出され、SNSで起こったトラブルへの対応を選択。児童の選択のもと、ストーリーが展開していった。

その後、児童はグループワークに取り組む。

文字だけでコミュニケーションする悪い点として、▽気付かないうちにいじめが起こる▽感情が分からない――などを発表した。一方、▽言いにくいことが言える▽正しい漢字で伝えられる――などを良い点とした。

これらを考えた上で、児童はトラブルにならない方法を話し合った。

児童が考えた対応は、▽感情や表情はスタンプ(LINEによるキャラクターたちのイラストスタンプ)を使う▽相手に送る前に確認する――など。何度も手を挙げ積極的に取り組む児童もいた。

授業を行った生徒は「友人がトラブルに巻き込まれたら、みんなで助けていきましょう」と、児童に声を掛けた。

同高校は、都教委の定める情報モラル推進指定校。授業を進めるに当たり必要となる指導案やプリントを作成し、授業に取り組んだ。

授業の冒頭で、生徒は児童に対し、同高校のSNSルール「SNS山高宣言!」を提示。①安易な書き込み、ウソの書き込みはしない②悪口になるようなことはネット上に書かない③個人情報は、自分の情報も他人の情報も書かない――を守るとよいと、児童に話した。

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