児童が中学校給食を試食 栄養考慮した献立で食理解も

市内小学校で初の中学校弁当給食の試食となった
市内小学校で初の中学校弁当給食の試食となった

相模原市立相模台小学校(中山章治校長、児童数552人)で12月20日、来春に中学校に進学する6年生が、中学校でデリバリー給食(弁当給食)を試食した。栄養バランスに配慮した食事が、良い人生を歩んでいく上で重要との理解も深めた。児童らは、中学校生活に思いを馳せながら、量たっぷりの弁当を、おいしそうに頬張った。

試食は、市内小学校に先駆け、同校が初めて実施。弁当は、中学生の健全な成長を図る、カロリーや栄養素をしっかりと考えた日替わり献立。同市の中学校給食は選択制で、卒業間近の全6年生に、おいしくて健康につながる弁当給食を実際に味わわせ、良さを実感してもらうのを狙っている。

この日の献立は、さばのカレー揚げ、こんにゃくのおかか煮、かぼちゃの鶏そぼろあんなど。地産地消の食材選択も重んじる中で、ダイコンは市内産を使用。ゆずダイコンとして風味豊かな地元の味を届けた。

児童らは、小学校とは異なる弁当形式の給食に興味津々。「量が多い」と食べ応えを感じながら、「おいしい」との声があふれた。「ご飯やおかずが冷たいと思ったけど、意外に温かい」などの感想も。

同校の岡田真紀子管理栄養士による食育指導も行われた。電子黒板を使い、食事と心身の関係について説明。同じ年齢の偏食ザルと栄養バランスが取れた食事をするサルの写真を示し、両者の違いを比較させた。偏食ザルは顔の表情と体がたるみ、病気にかかりやすいなどとし、栄養を考慮した適切な食事の重要性を説いた。「『食べる』と『生きる』は同じ。長い人生を楽しく幸せに生きるために、中学校でも給食を通じて、食事への理解を深めてほしい」と訴えた。

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