南極のオーロラは神秘的 遠隔出前授業で極地を知る

島根県海士(あま)町の島前交流研修センターでこのほど、同町の高校生が、南極について学んだ。南極観測隊に参加した㈱NECネッツエスアイの社員が、極地の自然や暮らしについて語る出前授業「南極くらぶ」を実施。授業は、同センターと東京都文京区の同社本社をICTで結んだ遠隔授業として行った。

授業には、同県立隠岐島前高校の生徒14人が参加。同社の南極観測隊経験者が、氷を割って進む観測船「しらせ」や、雪上車の荷台の上から撮影した映像、オーロラの神秘的な写真を交えて、南極の自然環境や観測隊の生活、昭和基地の設備や仕事について話した。

生徒らは、「南極の創造を超える世界を見られて、とてもよかかった」などといった感想を話した。また「南極観測隊員になるには、どうしたらいいですか」との質問も。

同社では、昭和62年の第29次観測隊から、南極観測隊のメンバーとして社員を派遣。人工衛星のデータや宇宙からの電波を受信するシステムを昭和基地に建設。その運用と保守に携わっている。

平成25年1月からは、本社がある文京区の小学校をはじめ、各地の小・中学校で出前授業を実施。南極の氷や隊員の防寒服に実際に触れてもらった。その年の4月には、「東北に笑顔を」をスローガンに、岩手県陸前高田市などでも開催している。

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