プログラミング教育を実証実験 総務省が来年度

平成32年度、小学校から全面実施となる次期学習指導要領では、プログラミング教育が小学校で必修化される。これを受けて総務省は来年度から、小学校で障害児や特異な才能のある児童を対象にした実証実験を開始する。

障害のある児童を対象にしたプログラミング教育では、特に視覚に障害のある児童を対象に簡単なプログラミングを組み、音声で内容を読み上げ、確認するソフトを活用した授業などを行う。

このほか、プログラミング教育は教員以外の者が指導する場合もある。そうした指導員のために発達障害の児童に関する授業の在り方についても検討する。

特別な才能のある児童に向けては、ゲーム作製ソフト「Unity」(ユニティ)を活用して発展的な授業を実施する。

また教材や指導方法、指導員の情報を共有・活用できるポータルサイトを構築する。このうち、指導員に関して、大学や高専などの理工系学生のほか、現役や退職したエンジニアの人材情報を掲載する。

プログラミング教育の実証実験は、今年度から開始された。NPO法人や企業などの民間団体と北海道から沖縄県までの小学校11校が連携して、さまざまな取り組みがなされてきた。

文科省の有識者会議がまとめた報告書では、プログラミング教育は、総合的な学習や各教科で実施し、どの教科や学年にするかは各校が決めるとしている。プログラミング教育は、コンピュータを介して意図を実現する手順を論理的に考える力を育むもの、と位置付けられている。

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