けがの発生率3割 千葉県教委が組み体操で調査

千葉県教委が、県内小・中・特別支援学校での今年度の組み体操の実施状況を調査したところ、けがの発生率は約3割だった。

調査は、千葉市を除く県内1053校(小学校690校、中学校326校、特別支援学校37校)を対象に実施。組み体操を実施した校数、けがの発生校数と件数および種類、実施に際して留意した点を調べた。

それによると、実施した小・中学校は276校で、実施率は26.5%。小学校は247校で、実施率は35.8%。昨年度の490校、70.6%から大幅に減少した。中学校は29校、8.9%で、昨年度の91校、27.9%に比べて、約3分の1となった。

実施校のうち、けがが発生したのは85校で、発生率は30.5%。小学校は74校、30.0%、中学校は11校、37.9%。件数は全体で175件で、骨折が25件で最も多かった。
組み体操を実施した際に留意した点(複数回答)は、「実態に即した段階的な指導をした」が254校で最も多かった。「難易度(危険度)の高い技をやめた」は249校、「安全な高さに変更した」は227校だった。

同県教委は、3月25日付のスポーツ庁からの事務連絡を受け、県内各学校に3月30日付で「組み体操等の事故防止について」を通知。4月から5月にかけ、千葉市を除く県内全市町村の今年度の実施予定を調査したところ、▽松戸市▽野田市▽柏市▽流山市▽我孫子市▽鎌ケ谷市▽銚子市▽長生村▽白子町▽大多喜町▽御宿町▽鋸南町の計12市町村が中止を明らかにしていた。この他の計41市町は学校に判断を委ねていた。

同県教委は、児童生徒の安全を第一に考え、3月30日付の通知内容の周知に努めるとともに、引き続き県立学校や市町村教委に指導・助言を行うとしている。

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