選挙授業を受けた人は投票へ 効果あったが不足も

高校で行われた模擬投票
高校で行われた模擬投票

総務省はこのほど、昨年7月に参院選で実施された18歳選挙権に関する意識調査の結果を発表した。高校で選挙・政治に関する授業を受けた人が投票した割合は、受けなかった人の投票割合を7ポイント以上、上回った。

調査は昨年10月、インターネットを通じて、全国の満18歳から20歳までの男女3千人に実施。内訳は学生85.2%、社会人11.1%、その他3.7%で、うち大学生52.9%、高校生(高専生、高等専修学校生を含む)21.0%、専門学生8.7%、短大生2.6%だった。

高校のときに選挙・政治関連授業を受けた経験が「ある(何らかの授業を受けたことがある)」と回答した人は1748人で、うち「投票に行った」のは55.7%。一方、「ない(どれも受けたことはない)」と回答した人は1172人で、うち「投票に行った」のは48.5%。関連授業を受けた人が投票した割合は、受けなかった人を7.2ポイント上回った。

「高校(高専など含む)のときに、選挙や政治に関して、どのような授業を受けたか」についての質問(複数回答)には、「選挙の仕組みや投票方法を学ぶ授業」が最も多く25.9%、次いで「高校生向け副教材『私たちが拓く日本の未来』を使用した授業」が17.2%だった。この副教材は、総務省が作成したもの。

「高校生がより選挙や政治に関心を持つためには、何をすればよいか」(複数回答2つまで)では、「学校で模擬選挙を体験する」が最も多く23.1%、次いで「学校で選挙や政治に関するディベートや話し合いを行う」が16.8%、「議員や政党の関係者に来てもらって政治の話を聞く」が13.3%、「学校や地域の課題等に関するディベートや話し合いを行う」が11.9%、「学校で選挙や政治に関する新聞記事を使った授業を受ける」が11.7%だった。

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