来年度以降ピラミッドとタワー原則禁止 都教委が通知

都立学校の検討を踏まえた点も指摘
都立学校の検討を踏まえた点も指摘

都教委は、第19回定例会をこのほど都庁で開催。平成29年度以降の都立学校での「組み体操」の対応方針について説明した。ピラミッドとタワーを原則禁止とした。ただ、学校全体でこれらを実施する意志が強い場合は、安全を最優先した指導計画を提出するなどとした。

同教委は、各学校の点検や検討結果を踏まえ、来年度以降の都立学校での組み体操の在り方を決定した。

各学校は、今年度の体育祭の総合的な評価に基づき、来年度の実施種目を検討し、決定するものとすると通知。

ピラミッドとタワーは原則禁止とするが、教育的な意義や学校経営上の位置付けなどを確認し、学校全体で実施の意志が強い場合には、指導計画書を作成。同教委に提出して協議する視点も押さえた。同計画書は、生徒の体力の実態を踏まえ、安全最優先の内容を考慮する。合わせて、同体操実施前に、生徒や保護者、地域に同体操実施の目的、指導内容や方法、安全対策について説明し理解を得る点も示した。

指導に当たっては、練習の状況から習熟度を正確に把握し、指導内容や計画を適時、適切に見直す。練習中、生徒が負傷する事故が発生した場合には速やかに原因を究明し、活動を中止したり、内容や指導方法を見直したりして、さらなる安全対策を講じる。

区市町村立学校の対応は、地域特性や学校の実情に沿って区市町村教委が適切に判断するとした。

来年度以降の実施方針について都教委は、各都立学校での組み体操の教育意義の確認をはじめ、演技種目に内在する危険性や未然防止の安全対策などの点検結果も考慮。今年度、体育祭での生徒や保護者、教職員へのアンケートも生かし、総合的に判断したとしている。

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