教育・福祉の連携で支援教育 顔が浮かぶ関係で安心感

特別支援に関わる教員や支援員などが参加した
特別支援に関わる教員や支援員などが参加した

平成28年度埼玉県立所沢特別支援学校第3回特別支援教育公開講座が1月6日、同校(赤嶺寛校長、児童生徒数123人)で開催された。

テーマは「障がい者相談支援の仕組みと実際―福祉サービスと出会うために―」。所沢市自立支援協議会相談支援部会が講師を務め、教員ら約70人が特別支援への理解を深めた。講座後のあいさつで同校の田中ひとみ教頭は「教育と福祉で顔の見える関係を築いていくのが大切。子供のことを相談したいときに福祉に携わる方の顔が浮かぶと心強い」と話した。

講師らは、平成24年4月に一部改正された障害者自立支援法等や障害児通所支援、放課後等デイサービスなどについて説明。

特別支援で重要となる学校の個別指導計画や事業所等(通所先や居宅介護等の事業者)の個別支援計画は、障害者の生活全般の支援方針である「サービス等利用計画」を踏まえる必要がある。そのためには、利用者を中心に、家族や事業者、学校等関係機関によるサービス担当者会議の定期的・継続的な実施が求められる。ライフステージが変わる場面では特に重要だという。

利用者や家族への継続的支援には、関係機関の継続的なネットワークの構築が不可欠。支援者同士での互いの立場の尊重、協働・情報共有が、利用者や家族の安心感ににつながるとした。

また同市の支援状況についても説明。市では、今月から「所沢市こどもと福祉の未来館」が開館。同館2階には「所沢市こども支援センター」を開き、子育て支援と発達支援事業に力を入れていくという。

同講座は、同校が同部会に依頼して実施。講座を担当した谷田悦男教諭は、「福祉専門の方に話していただくと、課題が見える。福祉の方と関係を深めていくのは大切」と話した。

あなたへのお薦め

 
特集