音楽で国際交流 ブラジル音楽家と日本の子供が演奏

イチベレさんと一緒に音楽を楽しんだ
イチベレさんと一緒に音楽を楽しんだ

ブラジル音楽の至宝エルメート・パスコアルの愛弟子であるイチベレ・ズワルギさんが1月10日、「こどものためのイチベレ・ワークショップ(WS)」を都内で開催した。小学生や就学前の子供が参加し、さまざまな楽器で演奏を楽しんだ。イチベレさんは「楽器が一番のおもちゃ。演奏に間違いはない。自然なままに音楽を楽しもう」と言葉を掛けた。

子供たちは、太鼓やトライアングル、木琴、タンバリン、ピアノなどを自由に演奏。

他にも、「ピーピーピー」「ブーンピー」「エッオー」など、イチベレさんの独特なリズムの発声を一緒に楽しんだり、イチベレさんの抑揚のある手拍子に合わせ、子供たちも手拍子でリズムを奏でたりした。

泣き出す子供をイチベレさんがピアノのそばに連れて行き、一緒に演奏する場面も。子供はすぐに泣きやみ、手を叩いて演奏を喜んだ。

子供たち一人ひとりに寄り添いながら、楽器の演奏を楽しむイチベレさんに、子供たちは自ら近寄っていく。WSは、温かい雰囲気に包まれていた。

音楽を楽しむのに言葉は関係ない。音楽を通して笑顔で交流するイチベレさんと子供たちの姿がうかがえた。

イチベレさんは「日本の子供たちは感情にあふれている。私も同じ。だから、家にいるみたいな気持ちでWSの時間を過ごした」と話した。また「小さい頃は、考えるよりも感覚で動く。音楽では感覚が一番大事。音楽の喜びを感じてほしい」とも。

主催したセメンチの阿部浩二さんは、ブラジルでイチベレさんのWSに参加し、日本でも開催したいと思い、話を進めたという。ブラジル大使館が後援した。

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