来年度の学力調査を活用し 専門的な知見で課題を分析

来年度の分析調査のテーマを検討した
来年度の分析調査のテーマを検討した

文科省の全国的な学力調査に関する専門家会議は1月11日、都内で第13回会合を開催。事務局は、「平成29年度学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」案を提示。大学等の研究機関の専門的な知見を活用し、全国学力・学習状況調査を高度に分析していく。

調査研究の内容は、①幅広くテーマを公募する②テーマを設定して委託する――の2つ。

来年度から、全国学力・学習状況調査の個票データの貸与を開始。これまでの調査の個票データを活用した調査研究が可能となる。これを明示して①を行う。

②では、▽平成25年度以来となる保護者に対する調査を実施し分析する「平成29年度保護者に対する調査の結果と学力等との関係の専門的な分析に関する調査研究」▽25年度と今年度の経年変化分析調査を基に、悉皆調査に参加した児童生徒間の学力変化を分析する手法を調査研究する「平成28年度経年変化分析調査を活用した本体調査の教科の設問の解答状況に関する調査研究」▽個票データ等を大学の研究者に貸与するに当たり、データを匿名化し学校や個人が特定できないようにするための方策の調査研究を実施する「本体調査の個票データの匿名化に関する調査研究」――の3つを示した。

2月上旬から中旬にかけて、公告・公募を開始し、入札説明会を実施。技術審査会や開札・委託先の決定を経て、5月中旬から下旬にかけて大学等研究機関との契約を行う見通し。

この日には、埼玉県や同県戸田市の教委から学力調査に関するヒアリングを実施した。

あなたへのお薦め

 
特集