中2になって増えるのは 進路の悩みが最多

厚労省が平成13年の出生児に対して毎年行っている継続調査「21世紀出生児縦断調査」の第14回結果が、さきごろ公表された。中学校1年生から2年生になると悩みを持つ生徒の割合が増え、特に進路に関する悩みの割合が最も増加していた。

調査は14歳(中学校2年生)を対象に実施。1月生まれは平成27年1月18日、7月生まれは同年7月18日を調査日とした。調査票は郵送で3万2843票を配布し、2万9506票を回収(回収率89.8%)。調査内容は家族の状況、親との会話、悩みや不安、進路や結婚に対する意識など。

悩みや不安の有無について、「ある」と答えたのは男子32.4%、女子51.3%。悩みや不安の種類のうち最も多かったのは、男女いずれも「学校や塾の成績に関すること」で、男子は17.4%、女子は31.5%だった。

前回調査(中学校1年生)から今回調査(中学校2年生)の割合の変化をみると、男女とも「進路に関すること」が最も増加。男子は9.4%から6.8ポイント増で16.2%に、女子は14.6%から倍増して29.2%となった。中2女子の約3人に1人が進路や成績に悩んでいる実態が明らかとなった。

進路については、男女とも「大学卒業後働くことを考えている」の割合が最も高く、男子は41.9%、女子は40.9%だった。一方、「具体的にはまだ考えていない」としたのは男子31.1%、女子25.5%にのぼった。

同調査は、同一の年代を長年にわたって追跡するもの。21世紀初年に生まれた子供の実態や経年変化の状況を継続的に調べ、少子化対策や青少年健全育成などの施策に役立てられている。

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