経済界が中学・高校教育に期待 対人能力や折れない心

経済同友会はこのほど、中学校・高校での学校教育への期待などを、所属する会員企業に聞いたアンケートの結果を発表した。

同調査は「企業の採用と教育に関するアンケート調査」として、昨年9月から10月にかけて実施し、197社から有効回答を得た。中学校・高校と、大学・大学院に分け、要素別に重要と思う上位3つを聞いた。

中学校・高校については、人格面では最多が「対人コミュニケーション能力の養成」86.0%、次いで「ストレス耐性(折れない心・粘り強さ)」68.9%、3位が「基本的生活習慣や社会人としてのマナーの教育」65.8%。

教育面では、「基礎学力の養成」が92.3%と圧倒的に多数を占め、次いで「一般教養教育」75.8%、3位が「論理的思考能力や問題解決能力の養成」60.3%だった。

経験面では、1位は「クラブ活動、サークル活動などの課外活動」96.4%、2位が「ボランティアなどの社会活動」81.8%、3位が「海外留学など国際交流活動」75.5%だった。

中学校・高校と、大学・大学院の両方への重要と思う点の自由記述では、「発想力を養うのも必要」「考えを他人に否定されてもへこまないストレス耐性」「周りと異なっていても、我慢して周りに合わせない個性」「人前に恥ずかしがらずに出ていく姿勢」「専門性より基礎力。経験を通じて醸成されていく能力を重視して欲しい」などの意見があった。

また「貴社は小・中学生や高校生を対象とした職場体験や会社見学の機会を提供していますか」の問いには、過半数が「提供している」、または「個別要望により検討」と回答。内訳は小学生が52.0%、中学生が55.1%、高校生が62.8%だった。

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