若者向けの消費者トラブル防止冊子 兵庫県などが作成

リーフレット「あま~い誘いにご用心!」
リーフレット「あま~い誘いにご用心!」

兵庫県は、滋賀、奈良、和歌山、京都、大阪の各県府と協力して、高校生や大学生などを対象にした若者向け消費者トラブル防止リーフレット「あま~い誘いにご用心!」をこのほど作成した。若者が問題に陥りやすい事例や相談窓口を分かりやすい4コマ漫画などで示す。

冊子はA4判4ページのカラー刷り構成。若者の消費者トラブルにつながりやすい事例として、▽ワンクリック請求▽お試し購入▽マルチ商法▽インターネット通販――を挙げている。

ワンクリック請求の項目では、インターネットを通じたサービス利用の際、問題を生じやすい事例の流れを説明。一例として、無料サイトと示しながら「年齢確認」項目をクリックしただけで「登録完了」「金銭の支払い」を請求をされるケースを取り上げる。対応のポイントは、申し込み確認や訂正画面を確認しないまま登録や契約は成立しない点を述べ、「料金を支払う必要はない」と指摘する。「画面に表示されている事業者に連絡はしない」なども加え、個人情報を伝えない点も示している。

消費者が一定期間内に無条件で契約解除できる「クーリング・オフ制度」についても分かりやすく伝える。複数の取引例に応じたクーリング・オフ期間も一覧化。困ったときの相談のために、兵庫県内の消費生活相談窓口も掲載した。

担当者は、同冊子を活用して高校生などに注意喚起や相談方法を周知し、教職員にも消費者被害の状況を理解してもらいたいとする。

同県内の消費生活センターがまとめた今年度4から9月までの29歳以下の相談状況では、スマホなどの広告を通じた健康食品トラブルが70件あった。4年前との比較で5倍にもなっている。

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