いじめ防止で子供サミット 学年を超えた活動など提案

参加した子供たちに向けてメッセージを送る高橋さん
参加した子供たちに向けてメッセージを送る高橋さん

全国の小・中学生が集まり、いじめ防止を考える「平成28年度全国いじめ問題子供サミット」(主催・文科省)が1月21日、省内で開かれた。いじめ対策やその対処法などについて意見交換するグループ討議や、各学校の取り組みを発表するポスターセッションが行われた。タレントの高橋みなみさんがサプライズゲストとして登場し、子供たちにメッセージを送った。全国から約150人が参加した。

サミットでは、「学校いじめ防止基本方針に私たちの意見を取り入れよう」をテーマに、6、7人がグループになり、議論を交わした。初対面で、最初はやや緊張した面持ちだったが、時間が経つれて緊張はほぐれて、さまざまな意見がだされた。

いじめの未然防止に向けては「学年を超えた活動が必要」「先生と生徒が交換日記をしてはどうか」などの提案があった。早期発見対策ためのアンケート活用については「『いじめ』というストレートな言葉を使用しない」「保護者向けをしてはどうか」などの考えが述べられた。

こうした意見を聞いた高橋さんは、参加した子供たちに「人生は人と生きると書く。教室の中で一人ぼっちでいる人がいたら、みんなが声を掛け、先生は手助けしてほしい。そういうコミュニケーションは大切」と呼び掛けた。

また松野博一文科相も出席し、「特別の教科 道徳」を活用して、いじめ被害を自分事として考えてほしいと訴えた。

このほか、各学校のいじめ防止対策を発表するポスターセッションでは、「たくさんの友達とコミュニケーションをとっていじめをゼロ」とのスローガンを掲げてあいさつ運動を行っている小学校や、互いの長所を発見するなど生徒同士が支援する「ピア・サポート」を実施している中学校などもあった。

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