国大協が大学入試改革 4月に方向性を示す

総会後の会見で国大協の考えを説明する里見会長
総会後の会見で国大協の考えを説明する里見会長

国立大学協会は1月25日、学士会館で総会を開いた。終了後の会見で里見進国大協会長(東北大学長)は、大学入試改革について、「4月に考えをまとめたい」と明かした。昨年12月には、文系理系を問わず、国立大の全受験生を対象に、国語を基本に80字以内の短文形式と、それ以上の字数の計2種類の記述式問題を課す案を示していた。

会見で里見会長は、平成32年度にセンター試験に替わって実施される「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」に触れ、「個別試験で、高度な記述試験をする。これを実施するために、新たなルールを検討する。各大学の意見を受け、4月には考えをまとめたい」と説明した。

文科省は昨年11月、国大協に対して、新テストの国語の記述式について、▽80字以内の短文の中難度の問題(大学入試センターが委託した民間業者が採点)▽80字以上の中高難度の問題(大学が採点)――の2パターンの案を示していた。

これに対して国大協は昨年12月に大学入試改革の案を公表していた。

新テストで中難度の記述式問題を課した上で、2次試験の80字以上の記述式問題に関しては、▽大学入試センターに替わる新たな機関が作問して提供する▽複数の大学が共通問題を作る▽各大学が自前で作問する――のいずれかを採用するとした。

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