ICTの環境整備議論整理案 学習活動を踏まえ優先的に

ICTの環境整備に関して意見を出し合った
ICTの環境整備に関して意見を出し合った

文科省の学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議は1月25日、同省で第3回会合を開いた。事務局は、これまでの議論の整理(案)を提示。ICTの環境整備について、学習活動から見た優先順位を考えていく重要性を新たに明記したほか、実態調査に関しては、先進校だけではなく、日常的に活用している学校を含めるよう求めた。

同案には、学習活動との関連から、①効果的なICT活用事例②優先的に整備すべきICT環境③求められる機能④効果的なICT活用事例をどれくらいの頻度で実施するか――などを記述。①から④までを検討するために必要なエビデンスや、その他の項目も設けた。

エビデンスに必要なのがICTの実態調査。具体的には、▽議題の提示や情報収集、資料作成など、一連のサイクルのどの段階でICTを活用したかの観点▽ICT活用の頻度や必須性に加え、活用時間▽各教科等の授業外での活用▽効果的な校内研修体制▽ソフトの機能・種類や教材コンテンツの種類――などを盛り込んだ調査の実施を求めた。また調査対象を先進事例だけに限らず、日常的にICTを活用している学校の取り組みも含めるよう求めている。

事務局は加えて、同会議の議論の論点を提示。次期学習指導要領を踏まえたICT活用の必要性について、共通理解を図る必要があるとした。資質・能力の育成にどのような貢献ができるのか、▽資質・能力の3つの柱▽言語能力や情報活用能力など、教科等を超えて活用される資質・能力▽各教科等で育まれる資質・能力――などの観点から検討。優先的に整備すべきICT環境や求められる機能などを整理していく。

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