心のバリアフリー考える冊子配布 都内全高校と特支に

リーフレット「『心のバリアフリー』って何だろう?」から
リーフレット「『心のバリアフリー』って何だろう?」から

東京都は、高校生が高齢者や障害者、外国人など、多様な人々との共生社会を考える際に役立つリーフレット「『心のバリアフリー』って何だろう?」をこのほど刊行した。

リーフレットは、カラーのA4判三つ折り。高齢者や障害者から聞き取った町なかでの困りごとやありがたいと思えたサポートなどの事例を豊富に掲載。生徒たちがバリアフリーを自ら考え、行動に移すためのヒントを多数提供している。

ちょっとした配慮や働きかけの例では、▽電車やバスで妊娠中の人、乳幼児を抱いている人が立っていたら席を立つ▽信号が点滅する横断歩道を通行する高齢者には、途中で転んだりしないよう言葉をかけたり、手助けしたりして歩行をサポート▽視覚障害者が安全に歩道を歩行できるよう誘導用ブロックには、自転車を止めたり物を置いたりしない――など。事例はカラーイラストを豊富に使っていて、分かりやすい。

都の心のバリアフリーに向けた取り組み、ユニバーサルデザインの知識、2020年東京五輪でのボランティア参加、障害者スポーツなどを知るためのWebサイト情報も盛り込んでいる。

ストーリー構成は、高校生3人がバリアフリーについて探究する展開を工夫。リーフレットからWebサイト情報「『心のバリアフリー』に向けて踏み出そう」へと導く内容も含んでいる。

都内の全国公私立高校、特別支援学校に配布している。特別支援学校版は、A3判三つ折りに拡大。文字を大きくし音声コードも添付している。

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