小学校外国語教育で 新教材開発など検討資料を提示

小学校の外国語教材について検討した
小学校の外国語教材について検討した

文科省の小学校の新たな外国語教育における補助教材の検証及び新教材の開発に関する検討委員会は1月30日、都内で第2回会合を開いた。事務局からは、補助教材の検証や新教材の開発の在り方に関する主な指摘等をまとめた資料を提示。同検討委や中教審など、さまざまな審議会での意見を基に、現状や課題、基本的な方向性や方針を記述した。また小学校外国語の年間指導計画例の素案たたき台が、主査一任により大筋で了承された。

小学校の外国語活動から中学校の英語までの学習段階には、音声から文字への学習の接続や発音やつづりの学習、文構造の学習に課題があるとの指摘が出ていた。これらの状況や外国語の教科化に対応するため、各発達段階に応じた教材が必要となる。

新教材の内容については、次期学習指導要領を踏まえた教材づくりを行ったり、動詞の活用を増やして表現の幅を広げたりするなどの工夫が必要。他にも、▽外国語教育との連携を観点に入れながらの教材づくり▽ICTやデジタル教材の活用▽10~15分程度の短時間学習と新教材との関連――などの検討が求められる。

一方、事務局は、外国語教育の年間指導計画例の素案たたき台を提示。小学校3年生から4年生までの外国語活動、5年生から6年生までの外国語の教科学習での単元や活動例、表現例などを一覧にしてまとめたもの。年間35単位時間の時数を分け、学年ごとに外国語教育の流れを示した。

活動例では「自分の好きな曜日を伝え合う」「自分たちの町についての考えを発表する」など、その時間の活動を把握できるよう分かりやすく明記している。

委員からは「他教科と連携し、内容に興味を持たせれば、子供たちの学ぶ意欲が高まる。それについても盛り込んでほしい」との意見が出た。

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