専門人材の育成や配置を インターンシップ推進に向け

インターンシップの推進に関して意見を出し合った
インターンシップの推進に関して意見を出し合った

文科省のインターンシップの推進等に関する調査研究協力者会議は2月2日、同省で第3回会合を開いた。事務局は、議論の取りまとめの骨子案を提示。現状や課題を記述したほか、専門人材(コーディネーター)の育成・配置や負担軽減など、インターンシップの量的拡大・質的充実に向けた具体的な推進方策を示した。

インターンシップには大学等の関与が必要。同会議では、これを推進するための具体的な方策を検討していく。

単位型インターンシップについては、その教育効果を高めるため、事前・事後学習の充実や適切な評価と学生へのフィードバックが重要。大学等の教育課程の中に単位化しての位置付けを求めた。

インターンシップの充実には、企業と大学でマッチングなどの調整を行う専門人材が大きな役割を果たす。そのため、大学等での専門人材の育成・配置や、教育力向上への具体的な支援策を検討すると記述。

委員からは、「専門人材とはどういう人を指すのか、具体的に示さないと分からない」との指摘があった。

事務局は、「インターンシップ推進のための課題及び具体的効果・有用性に関する調査研究」結果も提示。昨年10月から11月にかけて調査し、学生3386人、企業等701社、大学等1019校から回答を回収した。

それによると、インターンシップの参加・実施率は、学生が約3割、企業等は5割強、大学等は約6割との結果に。満足度に関しては、学生の9割以上が満足としたのに対し、企業等は3割近くが不満と回答。大学等は、「質的不満(教育的効果)」が1割程度に留まったが、「量的不満(学生の参加者数)」は3割強に上った。

インターンシップの内容として、学生と企業等で最も多い形態は「業務経験型(基幹業務型+補助業務型)」が5割弱を占めた。

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