日教組の教育研究全国集会 新潟市で始まる

日教組の第66次教育研究全国集会
日教組の第66次教育研究全国集会

日教組の第66次教育研究全国集会が2月3日、新潟市内で始まった。5日までの3日間にわたって開催される。初日のこの日は、全体集会が開かれ、岡島真砂樹中央執行委員長代理は「子供を中心に据えた教育研究・授業実践を、今後も力強く進めていこう」と呼び掛けた。前委員長の辞任についても触れ、「信頼回復に向け、全力で取り組んでいく」と述べた。

今年の参加者は約3千人。運営側や来賓なども合わせると、開催期間の3日間で延べ約1万人が参加する。研究発表は24の分科会で行われ、リポート計665本が発表される。今年は次期学習指導要領を見据えた教育実践が目立つほか、教員多忙化などに対する問題提起もある。

全体集会では、岡島委員長代理は「世界が内向きになりつつある今こそ、未来に向けた希望と期待を教育に見だしていかなければ。子供を中心に据えた教育研究・授業実践を、今後も力強く進めていこう」とあいさつ。

次期学習指導要領についても述べ、「子供の実態を踏まえた学びや、子供が主体となる学びなどは、長年にわたり私たちが教育研究活動で取り組んできたこと。単なる授業方法・評価といった枠組みに縛られず、子供を出発点とした『豊かな学び』の教育研究と教育実践を、自信を持って進めていこう」と語った。

締めくくりには、週刊誌報道などを受けて前委員長が辞任した件に触れ、「日教組は今年6月で結成70周年を迎える。昨年は一連の報道で、関係団体や教育関係者の皆様にご心配をおかけしたが、節目となる今年、信頼回復に向けて全力で取り組んでいくと誓う」と結んだ。

集会の最後には、山口二郎法政大学教授が、「民主主義と政治教育」の演題で記念講演を行った。

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