日教組の教研全国集会が閉会 アピールを採択

新潟市内で開催された日教組の第66次教研全国集会は最終日の2月5日、アピール「ゆたかな学びを保障する教育実践の継続を!」を採択し、閉会した。アピールでは「わたしたちは、引き続き、憲法・子どもの権利条約の具現化をはかるため、平和・人権・環境・共生を柱に、学校現場から民主的な社会の主権者を育む教育実践の継続と積み上げをしていきます」とした。

アピールの全文は次の通り。

「ゆたかな学びを保障する教育実践の継続を!」

わたしたちは、全国からのべ1万人がここ新潟の地に集い、第66次教育研究全国集会を開催しました。

集会のオープニングでは、「新潟ろうあ万代太鼓豊龍会」による和太鼓演奏があり、未来に残したい「ふるさと」がアピールされました。全体集会では、子どもをとりまく課題が複雑化・深刻化している中、教育研究活動の理念や意義とともに、社会的対話を通して現場からの教育改革を一層すすめていくことを確認しました。記念講演では、民主主義社会が揺さぶられている今日的情勢をふまえ、政治に参加する能動的な市民を育てる教育の重要性が指摘されました。

分科会においては、子どもに寄り添った教育実践について各教科・領域ごとに報告・討議されました。さまざまな実践を交流し、ゆたかな学びを保障する実践とは何か、子どもを中心に据えた教育のあり方はどのようなものかなどが論議されました。子どもの教育をうける権利や人権等の観点から、自分の実践を見つめ直し、なかまから多くのことを学ぶ機会となりました。

特別分科会においては、はじめに、自分のふるさとを深く見つめ引き継いでいく活動として、重要無形民俗文化財「綾子舞」や長岡空襲に関する「平和劇」の発表がありました。第2部は「ゆたかなふるさとを未来へ」をテーマに、地元新潟の中学生・高校生・学生による「子どもシンポジウム」が行われました。学校生活や学びのこと等について率直な意見が出され、個性の大切さ、自分たちやふるさとの今後について話し合われました。

今次教研は、各地域における教育課題を共有するとともに、ゆたかな学びを保障する教育実践について討議・交流をしました。わたしたちは、引き続き、憲法・子どもの権利条約の具現化をはかるため、平和・人権・環境・共生を柱に、学校現場から民主的な社会の主権者を育む教育実践の継続と積み上げをしていきます。

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