系統性を意識した指導を 国研が指定事業研究協議会

教員同士で話し合いを深めた
教員同士で話し合いを深めた

国立教育政策研究所教育課程研究センターは、平成28年度の関係指定事業研究協議会を2月7日から10日まで、文科省などで開いている。7日の小学校・外国語活動分科会では、京都市立第四錦林小学校と鹿児島県姶良市立帖佐小学校が実践を報告。自他を認め、進んで人とつながり合う子の育成に向けたティーチャートーク、学年の系統性を持たせた指導計画の工夫などが提案された。

第四錦林小は、外国語活動を通じて「自他を認め、進んで人とつながり合おうとする子の育成」に向けた授業改善を進めてきた。

児童が多様な立場の人の思いに耳を傾けながら、自分の思いを伝える学びを重視。相互に分かり合う力を育むため、教師の英語での働き掛けや短時間学習に着目した。

教師による英語の働き掛けは「ティーチャートーク」と題し、在り方を探究。授業で使用した英語表現を記録し、習得度合いを見つめながら、必要になる表現を把握するようにした。研修では、児童の発話を引き出すための英語表現とやり取りを習得するため、ペアによる絵本の読み聞かせワークショップを行ったとする。

短時間学習の検討では、児童の発達段階や実態を踏まえて実施。一単元の中で慣れ親しませたい英語表現を押さえながら、単元内の授業同士をつなぐ短い時間の学習を設定するようにした。慣れ親しんだ英語表現を繰り返しながら、新たな表現に触れ、英語への興味を高めるための短時間学習も追究。異なる単元の接続に位置付けたなどと話した。

姶良市立帖佐小は、低中高学年の系統性ある指導計画や方法などについて研究。

学習計画作りでは、他教科や単元間の関連を見つめる一覧表を作成。学びの系統性を把握しながら、各単元のゴールを逆算した児童に無理のない学習計画を立てた点を強調。多様な教科で学んだ内容を生かし、図工の作品発表に関連づけた展開などを試みた点が報告された。

あなたへのお薦め

 
特集