体育科でタブレットを活用 良いプレー記録し戦術練る

グループメンバーのプレーを撮影し検証に生かした
グループメンバーのプレーを撮影し検証に生かした

東京学芸大学は、未来の体育科創造を視野に、小・中学校の発達と系統性を意識したICT利活用実践研究会を2月8日、東京学芸大学附属小金井小中学校で開いた。同中学校の公開授業では、競技のプレー技術を高めるためにタブレット端末を活用。生徒たちがグループで良いプレーを動画に記録して蓄積。ミーティングで、視点を明確にして戦術を練るなどにつなげた。

中学校の実践提案では、2年生の単元「ネット型スポーツ」からバドミントンを公開。攻守一体のプレーとそのために必要な動きやポジションの意識、技術を高める指導の実現を視点にした。

そのため、授業では、タブレット端末を使い、グループでプレーを動画に記録し、ミーティングでプレー内容を検討する内容を押さえた。この時間までに相手の盲点やポジショニングなどに注目させ、過去の動画記録も比較しながら、技を段階的に養っている。

全グループの動画は、教師のタブレット端末から一覧できる。教師は各授業で注目させたい視点を押さえ、生徒動画から良いプレーをピックアップし、グループ端末に配信する支援を行う。

生徒は動画で見本になる動作を見つめながら、改善への気付きや吟味を深化。過去のプレーも比較して戦術や技の精度を磨いている。

今時は、これまでの研さんを生かし、各グループで向上に必要な視点や課題を掲げ、動画確認と視点を押さえた練習に取り組んだ。

グループの1つは、動画視聴と教師の指摘を参考に、シャトルを打ち合っていないフリーのプレーヤーのポジションに注目。ミニゲームでは、打ち合いを客観視できる位置に移動し、シャトルの行方を予想した先行的な打ち方と方向を考えていた。

ミニゲームの合間には、動画を使ったミーティングタイムを繰り返し実施。グループメンバーの技量や長所を勘案しながら、「ラリーが続いた際には、ネット際への変則的な打ち方を試すのが良いかも」などと目標や課題の見直しを図り、戦術を再編、試行錯誤する様子が見られた。

あなたへのお薦め

 
特集