子ども施設の苦情未然に 関係者向けに手引書

大阪府が作成した「子ども施設環境配慮手引書」
大阪府が作成した「子ども施設環境配慮手引書」

園庭の砂で洗濯物が汚れる。家の中を見られている気がする――。大阪府は「子ども施設と地域との共生に向けて 子ども施設環境配慮手引書」をこのほど作成した。近隣に配慮し、トラブルを未然に防ぎ、地域との良好な関係構築を目指す。

子ども施設を開設・運営する関係者を対象に、▽施設と音▽苦情・トラブル事例と対応策▽地域共生――の3点についてまとめている。特に、音の感じ方は個人差が大きく、トラブルにつながりやすいとし、より細かい情報を盛り込んだ。

手引書作成にあたり府は府内全市町村を対象に調査を実施。平成25年から27年までの間に苦情として多かったのは、▽日常的な音に関して102件▽交通に関して74件▽イベント時の音に関して71件。

苦情になりやすい音として挙げられたのは、▽子どもの声▽職員の声▽歌声▽楽器音。対策は、▽大きな音が出る時間を周知する▽園庭での楽器使用は本番だけにする――といったソフト面の対応の他、▽二重ガラス窓を設置する▽防音カーテンを導入するといったハード面の取り組みも収載している。

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