レゴで考え整理し伝え合う 国語でプログラミング授業

タブレットを使ってレゴを動かした
タブレットを使ってレゴを動かした

相模原市教委と(株)内田洋行等は2月9日、相模原市立旭小学校(二宮昭夫校長、児童数561人)で、国語科でのプログラミング授業を公開した。教育用レゴWeDo2.0を教材に、児童らはタブレット型PCの画面をタッチしてプログラミングを制作。感じた事柄を整理し、最終的には、同教材を作ったレゴ会社への報告文を作成する。同市教委によると、同市内の小学校でプログラミングの授業を行ったのは、これが初めて。

荒木昭人教諭が4年生に行った授業は「研究レポートを書こう」。調べた内容を分かりやすく伝える文章表現を身に付けるのが目的。報告文を作成する目的意識を持たせるために、最初の授業では、会社からの依頼をビデオレターで流した。

3人グループに分かれた児童らは、1班に1台配られたタブレットでレゴを動かす。班ごとに、▽地震発生装置を使ってどんな家なら耐えられるか▽水門を作って水害を防ぐにはどうしたらいいか▽どうやったらレースカーのスピードを上げられるか――など、8つのテーマに沿って取り組み、「感じたこと」と「学んだこと」を整理。

「プログラムをすれば、一つの物ではなく、応用してさまざまな物が作れる」「工夫することが大事」などの意見を出した。互いの考えを引き出し伝え合う児童らの姿がうかがえた。

今後の展開としては、これらの気付きをもとに報告文を作成し、レゴ会社への報告をする。

同市は小・中学校のプログラミング教育に力を入れている。この日は、他校の校長や教委、企業関係者など、プログラミング教育に携わる複数の関係者が授業を見に訪れた。

同市教委は、今後も積極的にプログラミング教育を推進していく。来年度は、全小学校でプログラミング学習を取り入れた授業を実施する予定という。

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