保護者の9割弱 就学までに子に挨拶・返事身に付けて

小学校に入学するまでにわが子に身に付けてほしいのは、挨拶や返事ができて、ルールや約束を守れること。保護者の9割弱がそう考えていた。

茨城県教委は、就学前教育・家庭教育の実態を把握する調査を昨年9月に実施。調査対象別に、施設編、保護者編、祖父母編として結果をまとめ、このほど発表した。
対象は、同県内の幼稚園、保育所、認定こども園の全869施設(有効回収率77.2%)、同県在住で0~5歳児の子供がいる保護者3013人(37.4%)とその祖父母998人(66.0%)。

調査によると、就学までに家庭での教育で子供に身に付けてほしいのは(複数回答)、保護者では挨拶や返事ができる88.0%、ルールや約束を守る85.3%の2つが目立っていた。同じ設問に対して施設側は、早寝・早起き93.3%、朝ごはんの習慣92.8%。保護者は社会性を、施設側は基本的な生活習慣を家庭で身に付けてほしいと考えていた。

平日の子供の起床時間は、「午前6時から7時」が63.4%、就寝時間は「午後9時から10時」が48.0%だった。

祖父母からの回答でも、小学校入学までに孫に身に付けてほしいのは、保護者と同様に、挨拶・返事84.8%、ルール・約束を守る78.8%が支持されていた。

施設編では、今後充実が必要と考える研修内容(複数回答)は、特別な支援を必要とする子供への対応(発達障害等)79.7%、幼保小連携などの新しい幼児教育の内容71.7%、教育・保育の指導方法70.0%だった。

同施設と小学校との現在の交流状況については、「年数回の授業、行事などの交流はあるが、接続を見通した教育課程の編成・実施は行われていない」51.3%、「連携・接続に着手したいが、まだ検討中」16.5%、「連携の予定・計画がまだ無い」16.2%などだった。

同県教委では、今回の調査結果を、今後の就学前教育・家庭教育の在り方を検討する際の基礎としたいとしている。また「就学前教育・家庭教育ビジョン(仮)」の策定に反映させていきたいとしている。

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