東京都が第2次いじめ総合対策 対応事例を大幅増で

都教委はこのほど、第2次いじめ総合対策を策定した。これまで盛り込んでいた内容に加え、子供向けの学習プログラムや教員の研修プログラム、実際の対応事例を大幅に加えるなどで、内容を充実させた。今後、これに基づき、都内公立学校でのいじめ防止対策を進めていく方針。

新しい総合対策は、▽学校の取り組み▽資料▽いじめ防止のための学習プログラム▽いじめ問題解決のための教員研修プログラム▽教材など――の5部構成。

学校の取り組みについては、いじめ対策を推進するためのポイント、いじめの段階に応じた具体的な取り組みを説明。インターネットを通じたいじめの解説や、チェックシート、ワークシートといった参考資料も豊富にそろえた。

学習プログラムは、子供一人ひとりに対して、いじめ問題に対応できる力を身に付けさせるために開発された。全ての教育活動を通じて、いじめを起こさない環境づくりを行っていく。

そうした環境づくりを推進する教員を対象にした研修プログラムでは、全教職員での共通理解を図る。各学校の課題に応じた研修プログラムを実施することで、より実状に合ったサポート体制につながる。

これらの各部の活用を助けるため、第2部と第5部には、都の規則やいじめ防止対策推進法、ワークシートの例が収載されている。

都教委は第1次のいじめ総合対策を平成26年度に策定し、いじめへの取り組みを行ってきた。今年度末で策定からおよそ3年が経過するのを受けて、この間の成果と課題をもとに、第2次を策定した。

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