ネットいじめを自分の問題に 児童生徒がSNSルール

千葉県四街道市内の小・中学生が、ネット利用のルールについて話し合う「小中学校児童生徒サミット」が、今年に入って2回、同市青少年育成センターで開かれた。市内全小・中学校から集まった児童生徒が意見を交換。ネットいじめを自分事として捉え、SNSルールを策定した。

サミットは、児童生徒が「ネットいじめ」や「ネットトラブル」を自分自身の問題として捉え、主体的に課題解決に参画していくのがねらい。小学生24人(全12校から5年生1人、6年生1人)、中学生10人(全5校から2人ずつ)の計34人が参加した。

児童生徒らは「悪口やグループでの仲間外れがあり、SNSでブロックされた」「写真や個人情報がSNSに勝手に掲載されていた」「ゲームのアイテムを購入しすぎて高額を支払った」などの、自らの苦い体験を語った。その上で、ネット利用について思い思いの意見を述べた。

話し合いの最後に、2回のサミットを通じて、各学校での意見を集約した基本行動指針を策定。同市の小・中学校の児童生徒全体に向けたルールとして「SNS四街道ルール(基本行動指針)」を決定した。定められたルールは次の5点。

1.ネットにある情報は、すぐに信用しないで正しいかどうか確認しよう。

2.家族と相談し、具体的な使用時間を決め、メリハリをつけて使おう。

3.(メールや無料通信アプリLINEなどのメッセージを)送信する前に、相手の気持ちを考える時間を作ろう。

4.実名・住所などの個人情報は載せないようにしよう。

5.不安になったときは、家族などの信頼できる人に相談しよう。

参加した中学校2年生の女子生徒は「自分たちの意見で決めたSNSルールなので、これからは守って楽しく利用したい。決まったルールを中学校でしっかり伝え、全校生徒でトラブルゼロを目指したい」と語った。

同市は今後、参加した児童生徒が主体となり、各小・中学校で今回の「基本行動指針」を広めていく取り組みを行うとしている。

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