子供の発言を促し確かめる 交通安全教育で研修

幼児期の交通安全について語る星所長
幼児期の交通安全について語る星所長

(一社)日本自動車連盟(JAF)は2月15日、「2016年度JAF交通安全ドレミぐるーぷ関東研修会」を都内で開催した。幼稚園児や保育園児、保護者を対象に行っている音楽演奏や演劇、紙芝居などを通した交通安全啓発活動の状況を報告。安全教育研究所の星忠通所長は、「幼児の交通安全指導について」をテーマに講演。子供の発言を促し、理解を確かめる大切さなどについて話した。

同所長は、幼児交通安全教育の目標として、▽幼児期の交通事故防止▽将来の交通社会人の養成――を挙げた。

交通安全指導方法の基本としては、▽自発性▽興味▽経験▽個人化(個人としての意識)▽社会化(社会に存在している意識)――の5つを含んだ指導を求めた。

指導する際は、「ほめること」「楽しいこと」「考えさせること」が必要。一方的に話すのではなく、話したあとに子供たちに「今話した内容はどういうことかな?」と聞き、子供の発言を促し、理解しているか確かめるのが大切とした。「赤信号は何?」と聞いて「止まれ」と即答させるのではなく、「赤信号はどうして止まれなの?」などと質問して考えさせ、発言を引き出すために子供に考えさせる間が必要と話した。

また同ぐるーぷの交通安全啓発活動では、子供たちに指導するだけではなく、保護者に対しても交通安全に対する子供への注意を働きかける必要があるとも。子供だけではなく、保護者にも目を向けるのがよいとした。

(一社)日本自動車連盟(JAF)は、公益活動の一環として、ボランティアグループを主体にした「JAP交通安全ドレミぐるーぷ」を平成19年4月に結成。交通安全啓発活動を行い、子供たちの交通事故の防止を呼び掛けている。

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