自校体操や体力アップタイム 記録簿で習慣化なども

埼玉県教委は、児童生徒の体力向上に積極的に取り組んでいる県内小・中・高校の優良校表彰や研究指

運動の質を高めるために授業を改善
運動の質を高めるために授業を改善

定校実践を公開する「体力向上フォーラム」を2月14日、さいたま市文化センターで開いた。新体力テストや全国体力・運動能力、運動習慣調査結果を踏まえ、各校のボール投げや握力強化、生活習慣改善などを目指した事例が示された。

平成27、28年度の同県体力課題解決研究指定校の発表では、4小学校、1中学校、1高校の教員が登壇した。

川口市立慈林小学校(高田信一郎校長、児童数710人)は、児童の運動課題や運動頻度の二極化解消、より良い生活習慣の定着と理解などに向けた各種事例を報告。

同校児童は投力と柔軟性という運動課題がある。課題克服のために、体育授業では毎時間、学年に応じた自校体操と体力アップタイムを設け、実施した。体力テストで低位の児童を対象にした投力アップキャンペーンなども織り交ぜている。

運動好きな児童を育てるための体つくり運動では、1単元、1時間の授業で運動の質と体力向上がしっかり高まる内容を改善した。授業構成と視点では、▽多様な動きと出合う▽動きのコツやポイントを共有▽動作課題の意識化と可視化▽見合いや学び合い▽各自の動作に取り入れ挑戦する――を意識している。

長期休業期の基本的生活習慣の確立を図るために、記録簿として「元気アップカード」を作成。家庭で継続的に記録する連携策も試みた。

そんな工夫によって、児童が自分の動作への気付きを深め、運動の楽しさを味わいながら、体力向上を実感できるようにした。

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