CMで報告書 モジュール学習などの活用法を示す

平成32年度から小学校高学年で外国語(英語)が教科化され、外国語活動が現行の高学年から中学年に前倒して実施されるのを受けて、文科省の小学校におけるカリキュラム・マネジメント(CM)の在り方に関する検討会議は2月14日、時間編成に関する報告書を公表した。朝の時間などを活用した1回15分程度のモジュール学習(短時間学習)、休業土曜日や夏季などの長期休業期間での授業を提案した。

新学習指導要領が全面実施される32年度には、小学校の3、4年生で行われる外国語活動で年間35コマ(1コマ45分)、教科化される5、6年生では同70コマ(現行の外国語活動35コマに35コマを加えた形の時数)となる。中学年、高学年で各35コマが純増するので、報告書では、この増加した授業時数をどのような時間編成で対応するかについて明示した。

それによれば、年間授業日数を増加させた時間編成では、増加した35コマを1日6コマ6日間、1日4コマ9日間として、長期休業期間の調整や土曜授業によって確保する。

週当たりの授業時間を増加した場合は、1回15分の短時間学習や、45分授業と15分授業の組み合わせを、それぞれ週3回実施するなど柔軟に対応するケースも想定している。

このほか、年間授業日数の増と週当たりの授業時数の増を組み合わせたケースも提案した。

文科省は来年度から、地域を指定して、CMのモデル事業を実施する。ここで得られた課題や成果を検証し、事例集を作成する。

小学校外国語については、中学年の活動も高学年の教科も、30年度からの先行実施を義務づける「告示」を、来年度に行う予定だ。準備などを考え合わせると、告示の時機は、来年度の早いうちと見込まれる。

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