生徒の夢応援 福井県が東大社会科学研の希望学に参画

五輪選手の話に耳を傾ける生徒ら
五輪選手の話に耳を傾ける生徒ら

福井県が、東京大学社会科学研究所が進めている「希望学」研究に参画する。研究の一環として、今年度から3年間の予定で、県内中学校で希望学「若者の夢応援プロジェクト」を進める。五輪選手や小説家など、夢をかなえた多分野の講師が学校を訪れ、生徒に希望と夢の実現に向けた講義や実技指導を行い、応援する。

2月と3月には、小説家で翻訳家の谷崎由依さんが県内2中学校を訪問。小説家になる夢を実現するまでの歩みを語る。小説の書き方指導も行う。

希望学は、同研究所が希望と社会の関係を考察するために取り組んでいる新たな学問領域。岩手県釜石市では、過去の津波被害や不況などの試練と挫折から新たな希望を考えるための実地調査を推進。福井県では、幸福の保持と新たな希望創出について、県民への調査を通して探究してきた。

「希望学福井調査」の結果からは、地域内での親密な交流を大事にしながら、地域の枠を超えた緩やかなつながりの拡大が希望創造に結び付くなどを確認した。同学の知見として、人口減少や経済状況の衰退などで諦めず、地域で希望を無くさずに活動しつづける「希望活動人口」が、今後のカギになるとしている。

あなたへのお薦め

 
特集