SNSとの付き合い方を学ぶ 学校安全で研究大会

道徳教材を読む児童ら
道徳教材を読む児童ら

第41回全国学校安全教育研究大会・東京都学校安全教育研究大会が2月17日、東京都江東区立第一大島小学校(山田誠一校長、児童数479人)で開催された。「自他の生命を尊重し、安全のための行動ができる幼児・児童・生徒の育成―危険を予測し、自ら回避できる能力を育成するために―」を主題に、講演や研究・実践発表を行った。公開授業は「災害安全」「交通安全」「生活安全」の3つの領域で行われ、6年生は「生活安全」の「SNSについて」をテーマに、メールやLINEなどの使い方について振り返ったり、インターネット上のトラブルを踏まえた上手な利用方法を考えたりした。ファミリeルール事務局がゲストティーチャーを務めた。

6年1組は、コミュニケーションツールとしてのメールやコミュニケーションアプリ(LINE等)でのトラブルを知り、適切に使おうとする態度を育てるのをねらいに、長谷川あゆみ教諭が展開。身近な問題として考えさせるために、道徳教材「スマホで待ちぼうけ」(日本標準)を使用した。遅い時間に携帯電話を使用できない女の子2人と、2人にグループチャットでメッセージを送り続け、返信が来ないのを不安に感じる女の子の話。

児童らは、3人のグループチャットの問題点を考え「相手のことを考えていない」と指摘。一方的なやり取りになっているとした。

またチャットを終える前に「もう終わるね」「寝るね」と送っておけば良かったのではないかと考えた児童も。

授業の最後に、10人以上とグループLINEをしているという児童は、「自分が考えた言葉は、本当にのせても大丈夫なのか見直してからLINEグループにのせようと思いました」と、授業内容を振り返っていた。

記念講演は、「生きる力を育む安全教育の推進」をテーマに、文科省初中教育局健康教育・食育課の吉門直子安全教育調査官が登壇。平田直東京大学地震研究所教授・地震予知研究センター長や三宅良輔日本体育大学教授も講演した。

同大会は、全国学校安全教育研究会と東京都学校安全教育研究会が主催した。

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