大学生が中学校で消費者教育 岡山県などで独自教材も

モデル授業として実施した
モデル授業として実施した

岡山県は、自立した消費者育成を目標に、大学生講師による中学校への消費者教育をこのほど実施した。大学法学部の研究者と学生が学校を訪れ、中学生に授業を提供。コンサートのチケット売買に関する法的認可について、議論を交えて考えさせた。同県教委や県消費生活センター、学識経験者による教材開発と利用も進めている。

指導したのは、岡山大学法学部の大森秀臣教授とゼミ生。授業は、同県倉敷市のノートルダム清心学園清心中学校3年生の社会科公民的分野に位置付けて行われた。

コンサートチケットの売買が法的に認められるのかについて、生徒らは事例を見ながら議論した。「契約自由の原則」の限界と現行法での扱いを学習。市場の道徳的限界についても考えさせた。

授業は、平成27年度から推進している同県の「幼小中高生向け消費者教育プログラム開発事業」の一環として実現。使用教材は、同県教委や県消費生活センター、学識経験者による「消費者教育教材研究会」が開発している。

同研究会では、これまでに小学生向け教材「オンラインゲーム授業パック」などを作成。教員への消費者教育講座などでも利用している。

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